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STEP 6

いつ売るかを考えよう

STEP5では、買った株をどう守るかを学びました。買ったあとに難しいのが、「いつ売ればいいの?」という判断です。

株価が上がると「もっと上がるかも」と思いますし、下がると「そのうち戻るかも」と思ってしまいます。でも、一番高いところを正確に当てる必要はありません。

大切なのは、買ったときの理由や株価の動きを見ながら、「まだ持つのか」「注意するのか」「売ることを考えるのか」を判断することです。

ここでは、判断材料を「保有継続」「要注意」「売却を検討」の3つの段階に分けて考えてみましょう。

STEP 6 いつ売るかを考えよう

01. 買ったあとも株価の動きを見よう

カブキャラクターが端末とチャートで、買ったあとの株価の動きを確認している図解。

株は、買ったら終わりではありません。買ったあとも、会社の状況や株価の動きに変化がないかを確認します。

たとえば、会社の状況に大きな変化はないか、株価の上向く流れが続いているか、大きく下がり始めていないか、といった点です。

STEP4では、底値をぴったり当てるのではなく、上がり始めを確認してから、買うかどうかを考えるという考え方を学びました。売るときも、値動きの変化を見て考えます。

「一番高いところで売ろう」とするのではなく、「上がる勢いが弱くなってきた」「下がる動きが見えてきた」といった変化に気づくことが大切です。

02. まだ流れが続いているなら「保有継続」

上向く株価の流れが続いている状態を「保有継続」として示す図解。

買ったあとも株価が順調に動いていて、買ったときに考えていた理由も崩れていないなら、すぐに売る必要はないかもしれません。

たとえば、株価の上向く流れが続いている、大きく崩れる動きが見られない、会社に大きな悪材料が出ていない、といった状態です。

このようなときは、「保有継続」という判断が考えられます。今のところ、急いで売る理由が見つかっていないという状態です。

ただし、「保有継続」は、これからの値上がりを保証するものではありません。株価の動きや会社の状況は変わるので、持っている間も確認を続けます。

STEP5で考えた守るラインも、決めた考え方に沿って確認しましょう。

03. 動きが怪しくなったら「要注意」

上昇後に株価の勢いが弱まり、動きの変化に「要注意」と示す図解。

株価が上がり続けていたのに、上がる勢いが弱くなってきたり、大きく上下するようになったりしたら、少し注意が必要です。

移動平均線を下回るなど、流れの変化が見えることもあります。移動平均線は、一定期間の株価の平均をつないだ線です。会社に気になるニュースが出ていないかも確認します。

このように、「今までと少し様子が変わってきた」と考える段階が「要注意」です。

要注意になったからといって、すぐに売らなければならないわけではありません。一つの値動きだけで決めず、買った理由や会社の状況も合わせて見ます。

ここで一度、買った理由や損切りライン、株価の動きを確認しましょう。

04. 下がる動きがはっきりしてきたら「売却を検討」

下向きの株価の流れがはっきりしてきた状態を「売却を検討」として示す図解。

株価の下がる動きがはっきりしてきたり、買ったときの理由が崩れてきたりしたら、「売却を検討」する段階です。

たとえば、株価がはっきり下向きになってきた、決めていた損切りラインに近づいたり下回ったりした、会社の業績や状況に大きな変化があった、といった場合です。買った理由そのものが成り立たなくなっていないかも確認します。

「売却を検討」は、「必ず今すぐ売る」という意味ではありません。そのまま持ち続ける理由があるのか、売った方がよいのかを、あらためて考える段階です。

大切なのは、「戻るかもしれないから」という気持ちだけで持ち続けないことです。買った理由や、先に決めた守るラインに照らして考えましょう。

3つの段階は、判断材料を整理するための目安です。必ず順番に進むものではないので、急な変化があったときも、先に決めた対応を確認します。

05. 一番高いところで売らなくてもいい

最高値の少し下で売却を考える例。一番高いところで売ることだけを目指さない考え方を示す図解。

株価が上がったあと、「もっと高いところで売れたのに」と思うことがあります。でも、株価の一番高いところを事前に正確に当てることは、とても難しいことです。

カブ図鑑では、「一番高いところを当てる」よりも、「下がり始めたことを確認して、売ることを考える」という考え方を大切にします。最高値より少し低いところで売ることになっても構いません。

ただし、下がり始めたあとに再び上がることもあります。図の形だけで、その後の値動きや利益が決まるわけではありません。買った理由や守るラインと合わせて考えます。

投資では、「底値で買って、最高値で売る」ことを毎回目指す必要はありません。会社を確かめる、株価の水準を見る、上がり始めを確認する、守りながら持つ、下がり始めたら売ることを考える。ここまでの学びは、このようにつながっています。

次のSTEPでは、これまで学んだことを実際に「カブ図鑑でどう使っていくのか」を見ていきます。

カブ図鑑の評価は参考情報です。将来の値動きや安全性を保証するものではありません。